【チラ裏】にこやかな友人が来年の春に引越していく

雑記

今日は完全に個人的な事を書きます。
いやいつも大概個人的な事を書いてますけどね。
以前SNSで「私事で恐縮ですが」で始まる投稿に「常に私事だろ」ってツッコミが入ったって話を思い出したりしつつ。

大切な友達が引っ越します。

神木隆之介さん信者の僕的に表現すると

「にこやか、名古屋出てくってよ」

今日はそれ以上でもそれ以下でもない話。

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にこやかとの出会い

なんだこれ。
昔の恋人を懐かしむアレ?

彼と出会ったのは数年前の東京。
イベントサークルがやっている少しばかりぶっ飛んだ企画に、わざわざ新感線に乗ってやってきた彼は輝くような笑顔をふりまいていたのが印象的だった。

にこやか。

もうその言葉通り。
周りをしあわせな気分にしかしない男。
こんないい男そうそういねーよ。
僕はノンケ。
だけど素直にそう思ったんだ。

にこやかとの距離

彼と会うのはそのイベントサークルで過ごす数分から数時間の間だけ。
だけど間違いなく僕は彼のことが好きだった。
いいえ。
僕だけではない。
誰もが名古屋からやってくる彼のことが好きだった。

にこやか。

おそるべしにこやか。
だけど僕は彼のことを全然知らなかった。
だって毎回イベントの内容についてしか話さないんだから。
お互いがどんな身の上なのかなんて知るわけもなく。
どういう繋がりかは説明出来るけど、実際どんな人かは知らないっていう不思議な関係。

正月だけ顔を合せる親戚のおじさん。

そんなにこやか。
だけどそんな僕らの関係が一変する事件が起きた。

男二人の鈍行ぶらり旅

何年か前の年末に彼が都内のイベントにやってきた時のことだ。
僕は彼の帰りに合わせて帰省することにした。
せっかくの機会だし

男二人の鈍行ぶらり旅

なんてしてみようじゃないの。
丸一日かけて鈍行に揺られて東京から名古屋まで帰って来た。

小田原でそばを食い。
沼津で寿司を食い。
浜松で餃子を食い。
名古屋でコメダ珈琲。

その間にお互いのことをあれやこれや語り合った。
ようやくただの

にこやか。

が、

にこやかな友人。

になった瞬間だった。
今でも沼津の寿司屋で起きたミラクルを思い出して笑える。

それから今まで

いろんなことをした。
本当にいろんなことをした。
くだらないことばかりやった。
本当にくだらないことしかしていない。

泣いたり笑ったり喜んだり怒ったりいろんな気持ちになったけれど、本当に楽しい時間を過ごした。
そして僕が名古屋にきて、彼との物理的な距離が近くなったことで、この楽しさはもっともっと密度の濃い時間になっていくんだと信じて疑ってなかった。

さびしい。

一言で言うならそれ。
今まで遠くにいたんだから、その時の状態に戻るだけじゃないかって言ったらそれまでなんだけど。

さびしいよ。

にこやかがいないとさびしい。

僕はにこやかな友人が大好きだ。
これからもっともっとバカやってくつもりだったのに。
なんでだよ。
なんでいなくなっちゃうんだよ。

あれ?
なんか死んだみたいになってる。
死んでない。死んでない。

年始の風物詩な。
もうおまえやんないだろうけど。
引き継いでやってもいいよ。

名古屋沸かすようなイベントになったら、おまえが一人で始めたイベントだってネタバレしてやるからな。
覚悟しとけ。
バーカバーカ。

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