【傑作】金曜ドラマ・アンナチュラルの最終回が見事すぎた4つの理由

ドラマ

ドラマ大好きなみなさんこんにちは!
2018年上期のドラマでは「アンナチュラル」がダントツに面白かった僕です。

むしろ、2018年上期のドラマという括りを超えて、ここ数年でも最高傑作と言っていいくらいの素晴らしいドラマだったんじゃないかと思っています。

そんな、

金曜ドラマ「アンナチュラル」

先週3/16で最終回を迎えたわけですが、この最終回がもう見事過ぎて美し過ぎて「最高」とか「傑作」っていう言葉だけで表現するのがもったいない

まさに、

こういうラストが見たかった!!!!!

という最終回を見せてもらいました。

この作品を作ってくれたキャスト・スタッフのみなさんに、心の底からの敬意と感謝を捧げたい!

そんなわけで今日は、「ドラマ「アンナチュラル」の最終回が美しすぎた4つの理由」についてヲタク度MAXで語ります。
共感していただけましたら、周りにも是非このヤバさ美しさをおすすめしてほしいです!

2022.3.3追記
Amazonプライムに登録すれば、Prime Videoアンナチュラルが全話無料で観られます!

本記事は金曜ドラマ・アンナチュラルに関するネタバレを少し含んでいます。まっさらな気持ちでこの最高傑作のドラマを見たい方にはおすすめしません。ドラマ紹介という点についてであれば、前回の「ドラマ「アンナチュラル」が本気でヤバい3つの理由」にて書いてますので、ご覧いただけましたら幸いです。

【必見】金曜ドラマ・アンナチュラルが本気でヤバい3つの理由
ドラマ大好きなみなさんこんにちは! 2018年上期のドラマでは「アンナチュラル」がダントツに面白いと思ってる僕です。 金曜ドラマ「アンナチュラル」 語彙力がなくてホント申し訳ないですが、 本気でヤバいです。 ※最大級の賛辞 レギュラー・ゲス...
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「アンナチュラル」の最終回が美しすぎた4つの理由

全話通した伏線の回収が見事過ぎて美しい

最終回を見終わってまず感じたのが、シナリオのまとめ方の美しさ

最終回をどうやって構成するかを考えた上で、1話から9話までの各話が書かれたように僕は感じました。

脚本家・野木亜紀子さんマジ天才!!!!

『逃げ恥』脚本家、“やっと手にした”オリジナル作品で解放させた真骨頂 | ORICON NEWS
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の脚本家・野木亜紀子氏が手掛けたドラマ『アンナチュラル』(同系、毎週金曜 後10時)が話題だ。初回視聴率12.7%、2話13.1%と右肩上がりの好発進を遂げている。人気ジャンルの医療ミステリーであ...

前回の記事でも書きましたが、アンナチュラルは一話完結の形を取りながらも、その一話一話がものすごく濃密で重いんですよね。
そのとにかくもう濃過ぎるシナリオの中に、最終回で使うためのピースがさして重要な顔もせず、ナチュラルに散りばめられていることに心底脱帽。

こんな見事な話のまとめ方があって良いの?!

そう思わされる伏線の回収シーンが、最終回にはてんこ盛りでした。

登場人物の設定だったり、各話で使われた設定だったり、まさか伏線だと気付きもしなかった会話だったり、一話一話が様々なシチュエーションを舞台に繰り広げられていることを最大限に活かした最終回だったと思います。

中でも一番衝撃を受けたのが、第一話でされた何気ない会話が伏線だったと気付かされた時。

ここで持ってくるのか!!!!

ってあまりの興奮に拳握りしめてでガタガタ震えました

録画まだ残ってる人は第一話をもう一度見直してください。
ちなみに僕は最終回後にもう一周見終わりました
自宅作業ってそういうとこいいよね。

シナリオに応える役者さんの演技が文句なく美しい

シナリオのまとめ方の美しさは、それを表現する役者さん達がいて初めて形になります

アンナチュラルに出演されている役者さん達は、文句なしに上手いです。
※主観ですので異論は認めます。

このシナリオのこのキャラクターが、何故この役者さんに当てられたのか?

その答えが、最終回の役者さん達の芝居で全部納得出来た気がします。

アンナチュラルにおけるMVPは、久部くんを演じた窪田正孝さん。

彼の芝居は文句なしに上手い!

特に泣きの芝居
8話のラストの彼の芝居を思い出すだけで心が震えるんですが、最終回の中でもラストシーンの彼の芝居は本当に素晴らしいです。
久部くんは、窪田正孝さんだからこそ演じることが出来たキャラクターだと感じました。

以下、最終回の中で光っていた役者さん達の芝居。

  • 神倉所長役の松重豊さんのユルさの中にピンと通した一本の信念の芝居に心の底から喝采を送りたい!
  • 東海林さん役の市川実日子さんのとても自然な生き生きした感情の芝居は最後まであったかい!
  • 宍戸役の北村有起哉さんのクッソ狡猾で憎たらしい芝居は最後の最後までゲスで見事!

水澄先生役の石原さとみさんと中堂先生役の井浦新さんについては、別枠を設けて徹底的に褒めちぎりたいのでここでは割愛!

どれだけシナリオが良くても、それを演じる役者さんの力がなくては、ドラマは成り立ちません。
アンナチュラルの最終回がここまで美しく仕上がったのは、シナリオに応える役者さんの演技が文句なしに美しいからだと思いました。

「生きること」の表現の仕方がただただ美しい

水澄先生役の石原さとみさんが演じた

更衣室で天丼を食べるシーン

誤解を恐れずに言いたい。
このシーンを見て、

これほどまでに美しい石原さとみさんを見たのは初めてだよ!

綺麗な方だし芝居も上手い。
素敵な女優さんだという認識はもちろんありました。
だけど、

ただただひたすら美しい

と思ったのは初めて。

アンナチュラルでは、こういった食べるシーンがそこかしこにあったんですよね。
きっと、

「生きること」は「食べること」

であって、死と向き合う人々の強い意志のようなものを表現してた気がします。

不条理な死(=アンナチュラル・デス)と立ち向かい「生きることを最後まで決して諦めない」水澄ミコトというキャラクター。
笑ったり怒ったり泣いたりふざけたりと、劇中いろんな表情を見せてくれましたが、

最終回の天丼を食べるシーン

僕はこのシーンの水澄先生が一番好きです。
死と向き合いながら生きていく彼女が、淡々と天丼を口へ運ぶことで「生きること」を表現する姿に、僕は完全にノックアウト。

美しい!

腹が減っては戦は出来ぬ

という言葉がありますが、水澄先生は劇中ホントしっかり食べてます

食べる姿をこれほど美しいと感じさせる石原さとみさんは女神!

ラストシーンの作りがとにかく美しい

アンナチュラルは全話通して「復讐のためだけに生き続ける」中堂先生のための物語だったと思います。

恋人を殺された過去を持つ中堂先生は、その犯人を自分で見つけ出して殺すことが唯一の生きる理由だったわけで、その解決の仕方では彼は満足しても、彼自身が救われるわけではありません。
もちろん僕ら視聴者だって救われません。

殺すやつは殺される覚悟をするべきだ

5話のラストで淡々と吐き捨てるように言い放ち、恋人を殺された青年がその犯人である女性に刃物を振り下ろすのを止めようともしなかった彼。

人間関係も上下関係も常識も法律も何もかもクソ、ただ愛した女性を殺した犯人に復讐さえ出来ればいいと望む男が、5話以降どんどんどんどん変わっていきます

それは「生きることを絶対に諦めない女」が側にいたから。
そしてUDIのメンバーがいたから。

最終回での中堂先生役の井浦新さんの芝居は、一秒でも見逃してはいけないレベルの鬼気迫る緊迫感!
ラストシーンでの中堂先生はやっぱりクソカッコ良かったです。

井浦新さんの芝居は神

犯人探しから犯人を追い詰める過程、そして結末。
決して生易しい終わり方とは思えませんでしたが、これだけは断言します。

金曜ドラマ・アンナチュラルは、最後まで見て絶対に後悔しないドラマです。

謎は残さず綺麗に隅々まで、最終回で片付けてくれます。

まるで水澄先生が作った解剖の報告書(って見たことないんですけど)のように、細かく丁寧に嘘偽りなく中立公正な立場から、分かる人にだけ分かる話ではなく、ドラマを楽しむ人誰にでも分かるように語られていますので、もっともっと多くの人に見て欲しい作品だと思います。

ラストシーン本当にあったかい気持ちになりました。
これまでの重苦しさを全部吹き飛ばすだけの、本当に美しいエンディングだと僕は感じました。

Blu-ray買っちゃおうかな。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ドラマ「アンナチュラル」数年に一度あるかないかのヤバい出来(傑作)のドラマです。
ちなみに、最後の中堂先生の一言は、新しい関係と日常への一歩と考えていい気がするんですけど、映画化への伏線とも考えられます。

映画化したら公開初日に行くよ!

ちなみにBlu-ray&DVD-BOX発売決定!

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