女性の機嫌に振り回されている男性のみなさんこんにちは!
嫁に良かれと思ってしたことが裏目に出ることが多い僕です。
知っていましたか?
- 気が利かない
- ぼーっとしている
- 察することが出来ない
- 朴念仁
奥様や恋人からプライベートで散々な言われ方をしている男性の方々。
めちゃくちゃ仕事が出来る人は私生活ではこういうタイプだったりするんです。
今日は、そんな優秀な男性諸氏に、是非とも読んでもらいたい一冊をご紹介したいと思います。
それがこの黒川 伊保子さん著「女の機嫌の直し方」です。
男性脳と女性脳
男性脳と女性脳って聞いたことありませんか?
「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が15年前に流行りました。
この時に出てきたのが「男脳」「女脳」という言葉です。
この時点の僕は「そういう見方もあるよね」っていう受け止め方でした。
それから15年。
AI(人工知能)の研究が進んだことによって、男性脳と女性脳のメカニズムはより解明が進みました。
著者の黒川伊保子さんは、人工知能研究者であり、脳科学コメンテーターとして活躍されている方です。
その知見と女性研究者として活躍する立場から、「男性脳」と「女性脳」の仕組みをとても親しみやすい文章で解説されています。
優秀な男性脳ほど女性をイラつかせる
男性脳は「結果」を重要視し、女性脳は「過程」を大切にする。
男性脳は「アドバイス」を必要とし、女性脳は「共感」を必要とする。
察しないことは「優しさ」だと認識する男性脳と、察しないことを「愛情のなさ」と認識する女性脳。
どこかしらで見たり聞いたりしたことのある内容。
そう感じることもありましたが、それぞれに対して科学的な根拠をもとに書かれているため、非常に説得力がありました。
そして、「だから嫁と食い違うのか!」と感じる部分がとにかく多く、これから生きていく上で非常に勉強になりました。
仕事の上で一番重要である「結果」にコミットし、そこに至るための「アドバイス」を必要とする人は、間違いなく「出来る人」です。
そのため、仕事が出来る優秀な男性脳をお持ちの方は、過程や共感を重要視する女性を間違いなくイラっとさせます。
家庭内でやたら妻から責められることの多い男性諸氏。
それはあなたが優秀であるからこそ責められるのだ。
だからこそその優秀さで妻の非難に共感して欲しい。
そう励まし、認めてくれる内容が書かれています。
で?結局女の機嫌の直し方は?
もしも食い違ってしまって女性の機嫌を損ねたら、誠心誠意相手の心に寄り添って謝ること。
それが一番大切だと書かれていましたし、それは常日頃から僕も意識していることです。
男女の脳は別物で、思考回路がまったく違う別の器官である。
これを認めることで、より相手を理解することが出来るし、より楽に生きていくことが出来ると著者は述べています。
ある時、にこやかな友人が、
妻と理解し合うことは出来ないけれど、認め合えるようになりたい
と言っていて、その時は「面白い事を言うな」と感じていました。
ですが、この本を読んだことで、今は「女性心理の理解は、難しいけれど可能なんじゃないか」と感じています。
いつだって相手と同じものが見えているわけではありません。
いつも相手の思考回路の立場に立って、自分の言動や行動に注意し続けることが、大切な人と過ごす上で一番大切なんじゃないかと思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「女の機嫌の直し方」は大切なパートナーがいる方であれば、男性にも女性にも読んで欲しい一冊です。
あなたが男性らしくあればあるほど、女性をイラつかせています。
逆に、あなたが女性らしくあればあるほど、男性をイラつかせています。
大切なのは、「何故そうなるのか」という仕組みを理解することです。
これで少しは、日々の男女間のイライラから解放されることと思います。
興味がある方は是非一度手にとってみてください。
文句なしにおすすめです。