MCUそしてMARVEL最新作「ブラックパンサー」に興味津々のみなさんこんにちは!
本日公開初日に合わせて「ブラックパンサー」を見てきた僕です。
全米で記録的なヒットとなってる「ブラックパンサー」。
「MARVEL映画史上最高傑作」って言ってる人もいるみたいですね。
でも正直に言います。
退屈で寝そうだった…。
2時間15分長過ぎでした。
鑑賞前は「インフィニティ・ウォーの前には必ず見とけよ!」くらいの記事を書くつもりでしたが、何というか僕的にはひどい肩透かし。
公開初日に前のめりで観るだけの価値は…うーん…。
そんなわけで今日は、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー鑑賞の前にブラックパンサーを見る必要がある3つの理由」について書こうと思います。
ブラックパンサーに興味があって観に行こうかなと考えている方の参考になれば嬉しいです。
「ブラックパンサー」って何?
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を構成する作品の一つで、キャプテンアメリカの三作目「シビル・ウォー」で初参戦したヒーローです。
一番特徴的なのがMARVELで初の黒人ヒーローってところ。
え?ブレイドは?
1000%支持て!ウェズリー・スナイプスさんマジかっけぇ!!!
じゃなくて。
MARVELコミックの歴史で黒人初ってことらしいです。
ブラックパンサーは1966年デビュー。
ブレイドは1973年デビューで映像化は1998年。
ブレイド知らない人は観て。
アベンジャーズ参戦はまずないけど!
クソカッコいいから!!!!
ちなみにファルコンは1969年デビューで、映像化は2014年のキャプテンアメリカ「ウィンターソルジャー」への登場が初。ファルコン単独での映画化はありません。
話が逸れてますね。
これだからヲタクは…。
えっと、
何故こんなにもブラックパンサーが待ち望まれていて、映画化で世界が熱狂したのか?
想像してみてください。
日本の漫画で1966年デビューといったら巨人の星ですよ?
クソめんどくさい大人の事情で巨人の星が映像化されずに、50年待ってようやく映像化したとしたら?
そりゃパニックにもなるって!
こういった事情を事前に理解してから観に行くと感想はまた違ってくるのかもしれません。
ですが、それもまた事情を察して一歩引いて観ちゃうことになるから、率直な感想にはならないので一概にどっちが良いとは言えない気がします。
ブラックパンサーを見ておくといい理由
インフィニティ・ウォーはワカンダ勢優勢なため
インフィニティ・ウォーの予告編見ましたか?
この中で、キャップがブラックパンサー同様の黒々したユニフォームで走る姿があるんですよね。
並んで走ってるメンバーにブラックパンサーがいて、スキンヘッドの赤いコスチュームの方と後ろ走ってる大勢の方々はワカンダ王国の戦士たち。
そうそう。
ブラックパンサーはワカンダ王国の国王。
ブラックパンサーの能力は、ワカンダの国王が代々受け継ぐ能力という設定です。
王様が世界の平和のために立ち上がるので、その国民も一緒に闘うという構図になります。
これまでのアベンジャーズはヒーローが集まったチームでしたが、インフィニティ・ウォーではワカンダ勢の参戦によりヒーローチームというよりも、ヒーローチーム+ワカンダの戦士たち=部隊という構図になるんです。
ブラックパンサーを観ておくことで、何故彼等がブラックパンサーに忠誠を誓うのかといった事情が理解出来ます。
間違いなくインフィニティ・ウォーを楽しむ要素の一つにはなります。
ワカンダの国力を理解しておくため
ワカンダがとんでもない超文明国って設定を理解しておくために、ブラックパンサーを観ておくのもありです。
僕は前知識なし(シビル・ウォーで観た範囲の情報)で観に行ったので、ワカンダという国がどこぞの少民族国家で、設定的に一族が神(宇宙人)の遺伝子を受け継いでたりするのかと勝手に思ってたら、
超文明国!
MCUに登場する架空の金属「ヴィブラニウム」を潤沢に掘り出せる国。
そもそもこのヴィブラニウムってキャップのシールドの素材でして、衝撃を吸収して蓄えて放出することが出来るという無敵金属なんですよね。
そんな無敵素材を使い放題な国。
超危険国!
その上、ブラックパンサーの妹さんは天才技術者。
揉め事起こしてばっかりのスタークの立場がどんどん悪くなってる気がしますが、ピーター・パーカーの保護者役はスタークにしか出来ないので、スタークの地位を脅かすことはないでしょう。
そしてブラックパンサーは、シビル・ウォーの最後でキャップと和解してバッキーを保護しています。インフィニティ・ウォーの予告編内でも一緒に走ってますので、洗脳されていたバッキーの治療にワカンダの技術が使われた可能性が高いです。
ストーリー上SHIELD解体しちゃってるし、今後はワカンダのサポートを中心に物語が展開していくことを予感させるくらいには、重要なポジションになってくると思います。
クソめんどくさい大人の事情を飲み込むため
インフィニティ・ウォー公開の二ヶ月前にねじ込むとかどういうこと?
正直もう少しスケジュール調整しても良かったんじゃないのって思いませんか?
ですが、逆に考えることも出来ますよね。
それだけブラックパンサーを
インフィニティ・ウォー前に公開しておかないといけない大人の事情
というやつがあったように感じるわけです。
MARVELもまさかここまで盛り上がると思わなk…おっと誰か来たようだ。
このポスターもなー…。
「ハイスピード・アクション・エンターテイメントってどの辺?」ってくらいハイスピード感はごく一部でした。
このコピーは売りたい側の気持ち先行で、内容と合ってない気がします。
アフリカの美しい景色と国を想い人を想う優しい人達の物語だと僕は感じました。
スタイリッシュさよりも人の優しさや人との繋がりをもっと主張した方が良かったんじゃないかと。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これも完全に個人的な感想ですが、
ブラックパンサーをただのアクションエンターテイメント映画だと思って観に行くと退屈します。
この映画がどれだけすごいかっていう事情を、事前に調べて観に行くだけで別の感想になると思うので、しっかりと前準備をして観に行くのが正解かもしれません。
そしてこの作品は、よっぽどコアなMARVELファンでない限り
レンタルで充分な映画だと思います。
どうせならGotGリミックスを映画館で観たかったと、鑑賞後に器用な友人と意見が一致してホッとした僕でした。
2018.4.11 追記
MARVEL初心者向けに「MCUって何?」という記事を書きました。
MCUに興味がある方は是非読んでみてください!