MARVELヒーロー大集合映画の最新作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に興味津々のみなさんこんにちは!
アベンジャーズではキャプテン・アメリカがイチオシの僕です。
前回は「マーベル・シネマティック・ユニバースって何?」について、
個別のMARVELヒーロー映画が、一つの大きな世界・物語として全部繋がっている
という内容の記事を書きました。
そんなわけで二回目となる今日は「マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ1」について解説したいと思います。
MARVEL初心者の方、アベンジャーズ・MCUについて知りたい方のお役に立てればうれしいです。
MCU:フェイズ1
2008年の「アイアンマン」から2012年の「アベンジャーズ」までの6作品がフェイズ1です。
フェイズ1では、単独映画にて個々のヒーロー達の誕生を描いた後、宇宙からの驚異に対抗するために「アベンジャーズ」を結成するところまでを描いています。
なおフェイズ1時点のアベンジャーズは、架空の政府機関「SHIELD」の長官「ニック・フューリー」が集めた、
- キャプテン・アメリカ
- アイアンマン
- ソー
- ハルク
- ブラック・ウィドウ
- ホークアイ
の6人から構成されるヒーローチームです。
コミック版では「キャプテン・アメリカ」「ソー」「アイアンマン」をビッグ3と呼ぶんですが、MCUでは何かとアイアンマンが幅利かせてます。
ポスターでも一番デカく写ってるしね!
実際アイアンマンの映画の成功がなければ、MCUはあり得なかったわけですし、フェイズ1で2本も単独映画やってるのはアイアンマンだけなので、最大の功労者・最高の看板と言うことも出来ます。
劇中でもアイアンマンの資金力でみんななんとかなってるとこあるし!
そんなわけで、マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ1のそれぞれの作品について解説してみます。
アイアンマン
記念すべきMCU一作目は「アイアンマン」!
この作品の成功がなければ、MCUはありえませんでした!
エンドクレジットの後に、ニック・フューリーが登場して「君にアベンジャーズの話をしにきた」ってトニー・スタークに言うんですけど、この時点では「なんて豪華なファンサービス!」くらいにしか思ってませんでした。
それがここまで大きな物語に成長するとは。
主人公のトニー・スターク:アイアンマンは、
最新のパワードスーツで戦うセレブヒーロー
って紹介されているのをそこかしこで拝見しますが、僕に言わせれば、
女癖の悪い口が達者な超天才トラブルメイカー
って紹介します。
この人が天才過ぎて宇宙の危機になったり、友情に亀裂が入ったりするので、正直迷惑な人。
ただね!
この一作目の「アイアンマン」は、
ものすごくいい!ものすごく好き!
主人公のトニー・スタークが何故アイアンマンになったのかという過程、そして顔出しヒーローとして生きる決意をした背景が、てんこ盛りに詰め込まれているので絶対に観て欲しい!
最近どんどんチャラくて迷惑なおっさんになりつつあるトニー・スタークの数少ない良心が詰まった作品です。
あ。トニー・スタークの悪口ばっかり言ったけど、アイアンマンはやるときはやるヒーローだよ!
インクレディブル・ハルク
日本ではこちらの公開がMCUの一作目ってことになる「インクレディブル・ハルク」!
ハルクは「怒りによって変身する」って設定上、変身後はただ無分別に何もかもぶっ壊すバーサーカー&トラブルメイカー的なイメージが強いんですが、
叩いていいものと悪いものの分別はある!
と信じてるハルク擁護派というかハルク大好き派な僕です。
そしてハルクはとにかく大人の事情が悲しい!
まず1つ目が、主演のエドワード・ノートンが「アベンジャーズには出ないよ!」ってなっちゃったこと。
誰が悪いとか何がダメだったかとかそういう話は正直良くわからないんだけど、
大人の事情!
そして2つ目が、権利の問題でMARVELがハルクの新作映画を作れないこと。
これはハルクの単体映画を製作する権利を、ユニバーサル・ピクチャーズが未だに手放さないっていう、
大人の事情!
とりあえずこのエドワード・ノートン主演のインクレディブル・ハルクは、
めちゃくちゃ面白かったよ!
エドワード・ノートンがオファーを蹴ったことで、アベンジャーズから合流のマーク・ラファロの方が、今ではすっかりハルクなんだけど、単体の続編が作られないのがもう本当に悲しい。
頼むよ!大人の人達!
アイアンマン2
MCU三作目は「アイアンマン」の大成功に乗っかって作られた「アイアンマン2」!
他のMCU作品が「タイトル サブタイトル」の形で続編が作られているのに、アイアンマンだけ数字増やしただけ!
なにこのやっつけ感!
こんなんでも売れるもんは売れるっていう大人の事情が嫌だわー。
ちなみにアイアンマンとアイアンマン2では、ローディ役が違うって知ってました?
今ではもう出演回数のおかげか、ローディはドン・チードルしかあり得ないって印象ですけど、アイアンマンの時はテレンス・ハワードが演じてました。
ザ・大人の事情!
この映画から、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウが参戦です。
エンドクレジット後に、ソーの魔法のハンマー「ムジョルニア」が発見されるシーンが流れて、次作の「マイティ・ソー」に繋がります。
え?トニー・スターク?
チャラさに磨きがかかってますよ!
いや中身はものすごい正義感に溢れた人なんですけどね。
口悪いし基本文句ばっかだしやることが極端過ぎ!
マイティ・ソー
MCU四作目は雷バリバリで銀色のハンマー振り回す神様の映画「マイティ・ソー」!
…。
ぇ?
何でキャスト紹介のとこ、ナタリー・ポートマンが最初なの?
いや!ナタリー・ポートマン大好きだけど!
いや!確かに重要な役なんだけど!
いや!ソーより重要って言えなくもないけど!
マイティ・ソーの主役はクリス・ヘムズワースね!
ソーは北欧神話に出てくる雷神:トールをベースにしたヒーローで、「神様」って紹介されることが多いし劇中でも自分で「雷神」とか言っちゃってたりするんだけど、実際は「アスガルド」って超文明惑星の宇宙人。
MARVEL版スーパーマンと思ってOK!
え?ダメ?
あ。ソーは自力で飛べません!
魔法のハンマーを投げた勢いで飛びますのでスーパーマンより勝手が悪いです!
宇宙人だから文化や習慣の違いとかそもそもの筋力の違いとかあるだろうに、よく人間中心のチームに馴染んでるなぁって毎度感心する。
それもこれもジェーン役:ナタリー・ポートマンのおかげ!
あ。やっぱナタリー・ポートマンの映画だったわ!
でもナタリー・ポートマン。
「もう契約終了したから今後のマイティ・ソーには出ないよ」って宣言しちゃってます。
ガッカリ。
…。
あ!そうそう!
浅野忠信さんがソーの仲間の役で出てます!めっちゃカッコいいよ!
じゃなかった、
マイティ・ソーの主役はクリス・ヘムズワースね!
マイティ・ソーはクリス・ヘムズワースの出世作でもあります。
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
MCU五作目は僕のイチオシヒーローであるキャプテン・アメリカが主役の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」!
この作品はものすごく熱い!
MCUの時系列的には一番最初の物語です。
だから、
「ザ・ファースト・アベンジャー」
アメリカのヒーローの原点・最初のヒーローなんです!
最初だけあって、あれこれ便利な能力はないの!
愛国心溢れる虚弱青年が超人血清っていう薬でムキムキマッチョになって世界を救うために戦う話なの!
自己犠牲の精神で巨悪に立ち向かう話なの!
あとからアベンジャーズに合流出来るって分かってても、
ラストシーンで号泣したよ!クソッ!
もうね、
キャプテン・アメリカが背負ってるものって何もかもが重すぎんの!
娯楽映画じゃなくて、勇気・友情・信念っていうヒーローが教えてくれるものをこれでもかってくらいぎゅうぎゅうに詰め込んだMCU内でも至高の一本!
バッキー・バーンズとのご縁もここから!
「アイアンマンが成功したら作っていいよ!」
って配給サイドから言われてた映画かもしれないけど、作り手のキャプテン・アメリカに対する愛がそこかしこに見えるくらいには作り込みがすごいです!
誰に何と言われようと僕はキャプテン・アメリカを支持します!
アベンジャーズ
MCU六作目にして、MCUフェイズ1のクライマックスを飾るにふさわしい、MCU初のヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」!
「日本よ、これが映画だ」
という煽りとしか思えない挑戦的なキャッチコピーで日本上陸。
そこかしこで炎上・怒る人・乗っかる人・パロディにする人が続出したけど、正直そんなのどうでもよくて、
かなり濃度の濃いアイアンマン味!
でもね。
今でも見返すくらいには超娯楽映画。
この一作目のアベンジャーズは本気で面白かったです。
各ヒーローの特徴を上手いこと表現してて、ワクワクがずーっと続いて最後はスッキリ爽快な結末!
エンドクレジット後に、ボロボロのお店でヒーロー達がくたくたの顔でケバブを食うシーンが好き。
この映画で一番すごい人はホークアイ!
パワードスーツとか超人血清とか変身とか宇宙人の生まれとかなしの生身の人間でヒーロー活動してるのは彼だけ!
もっと評価されるべきホークアイ!
あと不満な点は、
キャプテン・アメリカの見せ場が少ない!
ってことにつきます。
これだからヲタクはね…。
ちなみに、この作品でのキャプテン・アメリカのスーツは周りから一人浮いてしまうレベルでカッコ悪い。
改めてみたらキャプテンはアタマツルツルでカッコ悪いけど周りのみんなも結構異常なカッコだわ!
多分耳の部分も一繋ぎに覆ってしまったのが失敗。
妙にテカテカしてるし。
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」時のスーツの方が断然カッコイイです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
って各ヒーローの紹介とか全然出来てませんね!
とりあえず、マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ1は、
各ヒーローの誕生と初期アベンジャーズメンバーが集うまでの物語
です。
フェイズ1の物語はMCUの出発点でもありますので、未鑑賞の人はMCUの六作目「アベンジャーズ」からチェックしてみるのがとっかかりとしては一番良いと思います。
その後、MCUに興味が湧いた方は、是非お気に入りのヒーローをチェックしてみてください。
次回はアベンジャーズの面々に徐々に関係性や特徴や広がりが出始める「フェイズ2」について解説します。
相変わらずヲタク度MAXでいきますよ!