お金大好きなみなさんこんにちは!
お金大好きなくせにこれまでお金のことを何も勉強してこなかった僕です。
大好きと言いながら何も分かってないとかひどい矛盾です!
そんな状況に甘んじていてはダメですからね。
最近一生懸命お金の勉強をしています。
生兵法は大怪我のもと
って言葉もありますけど、何も知らないよりはきっとマシ!
そう思って毎日勉強中なんですけど、最近は「やらなきゃ!」よりも「やりたい!」という気持ちが強いので、全然苦じゃないんですよね。
学生時代にやらされてた勉強はものすごく嫌いだったのに不思議なもんです。
そんなわけで今日もお金の勉強に関する本を紹介したいと思います。
社長失格で有名な板倉雄一郎さんの「おりこうさんおばかさんのお金の使い方」をご紹介したいと思います。
「無料の理由」を考える
フリーペーパーって読むことありますか?
我が家のポストには月一で入ってて、地域密着型のお店の情報がたっぷり載ってます。
こんなにお得情報満載なのに無料ってすごい!
いつもそう思うんですよね。
ものすごく得した気分になることありませんか?
でも
フリーペーパーが何で無料なのか?
って考えたことありますか?
フリーペーパーを出版している会社は慈善事業でやってるわけではありません。
自社の商品やサービスの情報をフリーペーパーに載せたい企業からの広告収入で出来上がっているんです。
その広告費はもちろん広告出稿企業の商品やサービスに上乗せされています。
つまるところ、
フリーペーパーの代金は僕らが間接的に払っている
ってことです。
転職相談無料のサービスや習い事の無料体験・金融商品の無料セミナーなど、世の中には無料をうたったものはたくさんありますね。
でもその「無料の理由」を考えると、実際は「誰かがお金を払っている」という現実が見えてきます。
お金の流れを意識することはとても重要という話が書かれていました。
世の中の企業活動に「タダ」はない!
「価値」と「価格」の違い
値段が高いものが良いもの
これは正しくはありません。
かといって
値段が安ければ悪いもの
が間違っているかといえばそうとも言えません。
大切なのは「価格だけに振り回されないこと」です。
この本の中では「価値」と「価格」の関係を「バラ売りのニンジン」を例にして説明されていました。
バラ売りのニンジンはすべて一本100円なので「価格」は同じです。
だけど、細長いのもあれば太いものもありますし、形の悪いものもあれば良いものもあります。
この時「見た目が良いこと」に「価値」を感じる人は、キレイなニンジンを選ぶでしょう。
「量を重視すること」に「価値」を感じる人は、形が悪くてもなるべく大きなものを選びますね。
同じ100円の価格のニンジンでも、主観によってその価値は変わってくるんです。
一般的に高いと言われる買い物でも、そこに自分にとっての「価値」があるものであれば手に入れましょう。
逆にどれだけ安い買い物でも、自分にとっての「価値」が見出だせないものは買わない。
判断の基準は、
支払った価格以上の価値を得ること
だと書かれていました。
「お値段以上」を売りにしている会社が狙っているのって多分ココなんでしょうね。
自分にとって価値があるものを手に入れよう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「おりこうさん おばかさんのお金の使い方」は少し幼稚なタイトルかもしれません。
ですが、内容的にはなるほどと思える部分が多い本でした。
特に僕みたいな「おりこうさんだねーえらいねー」という褒められ方が好きなタイプの人には良い本じゃないでしょうか。
僕がこの本から学んだことは二つ。
- 無料には必ず理由がある
- 自分にとって価値のあるものを手に入れる
お金の流れを意識することと、価値と価格を別けて考えることは、日常生活でとても役に立つ考え方だなと感じました。
無駄な出費を減らすことはお金を増やすための第一歩。
価値あるお金の使い方を心がけたいものですね。