【祈りの幕が下りる時】鑑賞時に最低限必要な3つの準備【偏好批評】

ドラマ

新参者映像化最新作にして最終作「祈りの幕が下りる時」に興味津々のみなさんこんにちは!
ドラマ新参者にハマり過ぎてスーツを着てロケ地めぐりをしたことがある僕です。

ちなみに映画「麒麟の翼」の公開時は、鑑賞後(午後11時過ぎ)に感動が極限まで高まり過ぎた結果、品川の映画館を出た足で自転車をカッ飛ばして日本橋の麒麟像を見に行くくらいでした。

深夜に日本橋の麒麟像の前で泣いているおっさん

というのは、傍目にはものすごい気持ち悪かったと思います。

そのくらいの感動と行動力を与えてくれる新参者シリーズの最新作にして最終作である「祈りの幕が下りる時」

面白くないわけがない!

これは観る前から断言出来ましたが、今は

何でもっと早くに観に来なかった!

泣きながら後悔している状況です。
多分明日にはケロっとしてますけどね。
いや思い出して泣くかも…。

そんなわけで今日は、「映画新参者「祈りの幕が下りる時」を見る際に最低限必要な3つの準備」について書こうと思います。
ちゃんと準備して行けば「祈りの幕が下りる時」を存分に楽しめること間違いなしです!

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「新参者」って何?

今回「祈りの幕が下りる時」でシリーズ完結となるドラマ「新参者」
東野圭吾さんの小説「加賀恭一郎シリーズ」のうちの一冊である「新参者」を、阿部寛さん主演でドラマ化されたものが始まりです。
以下に新参者のドラマシリーズを放送・劇場公開順に並べてみます。

新参者

僕が「見れば8割ハズレなし」の太鼓判を押す日曜劇場で、2010年4月〜6月に放送されたドラマ。加賀さんが活躍する日本橋での第一の事件です。再放送の度に泣かされてます。このドラマに出会わなかったら、溝端淳平さんをこんなにも好きになることはなかったかもしれません。

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赤い指

2011年1月に放送されたSPドラマ。時系列的にはドラマ「新参者」の二年前。このSPから山崎努さんが加賀さんの父親役で出演しています。ここものすごく重要。テストに出ます。杉本哲太さんの芝居が鬼気迫ってて怖いくらいでした。

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麒麟の翼

2012年1月公開の劇場版一作目。加賀さんが活躍する日本橋での第二の事件なので、時系列的には新参者の後中井貴一さんの芝居は間違いなく神クラス。中井貴一さんの芝居を見るためだけにお金を払って良いレベル。仮面ライダーW以降に見た菅田将暉くんの役どころにも結構衝撃ガッキーは悲しい役どころだったけどとにかくとにかくもうとにかく健気で芯があって可愛くて切なかった。あまりに感動し過ぎて深夜に自転車で駆け出すレベルの超傑作観てない人は間違いなく人生損してる。

眠りの森

2014年1月に放送されたSPドラマ。時系列的には「赤い指」よりも前の事件。現在アンナチュラルでドハマり中の石原さとみさんが出演されてるんだけど、個人的にはあんまり良くなかった。麒麟の翼の後だけにちょっとガッカリした感じ。

祈りの幕が下りる時

2018年1月公開の劇場版第二作。加賀さんが挑む日本橋での第三の事件。事件の謎に挑むのと同時に「新参者」を卒業するための作品。いや。もう日本橋に8年もいるからすでに新参でもなんでもないんですがね。

で?鑑賞前に準備しておくことって?

加賀恭一郎に関する理解

主人公「加賀恭一郎」を理解するために、

最低でも「赤い指」、可能なら「新参者」全話を観ておくのが良いです。

「祈りの幕が下りる時」では、加賀さんとその家族との関係の「何故?」に答えが用意されています。そのため、加賀さんと父親との関係について描かれている「赤い指」は是非とも観ておいて欲しいです。

余談ですが、「赤い指」から出演の田中麗奈さん演じる看護師の金森登紀子が僕は個人的に好き
田中麗奈さんは何やらせてもホントに上手いし華があると思います。

また、加賀さんが何故日本橋に「新参者」としてやってきたのか?という理由についても触れられますので、日本橋での第一の事件であるドラマ「新参者」を観ておくと、より「祈りの幕が下りる時」を楽しめるんじゃないでしょうか。

個人的には「麒麟の翼」を一番に推したいですが、繋がりはあまりないのでここではそっと脇に避けておきます
ただ、エンドロールにはファンサービスありますので観ておいて損はしません!

体調や心は万全の状態で

体力も精神力もごっそり持っていくだけの大作でした。

傑作です。
そこかしこにこれまでの物語とリンクするタネが蒔かれていて、リアルに身体揺さぶられるくらいの衝撃があります。

鑑賞後、感動の余韻でぐったりしてしまってしばらく席から立てませんでした。
「麒麟の翼」では中井貴一さんをベタ褒めした僕ですが、今回に関しては小日向文世さんの芝居が凄すぎて凄すぎてもう震えが止まらなかったです。

小日向文世さんの芝居のためにお金を払っていいレベル

語彙力が少なくて申し訳ないですが、神認定させてください。

終盤にかけての展開と衝撃はまさにタコ殴りにされてるくらいの感じでした。
本気でぐったり。今も眠くて眠くてしょうがない
昨夜あんまり寝てない+泣き疲れた部分は否定出来ませんけどね…。

体調万全の状態で観ないと動けなくなる可能性あります。

吸水性抜群のタオル

泣く。

強靭な精神力と頑強な涙腺がなければ号泣必至
歯を食いしばって拳を握りしめて泣くのを我慢するより、心の赴くまま感情を解放して溢れ出す水分をタオルに吸ってもらうのが一番いいです。

そして脱水症状になる覚悟は必要
泣きすぎてめっちゃアタマ痛い…。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

劇場公開から一ヶ月経つので、そろそろ公開終了しちゃう劇場も出ているとは思うんですけど、とにかくすごい話なのでなるべく多くの人に観てもらいたい作品です。
好きな物語が完結してしまうことは悲しいですが、見事過ぎる終わり方だと思います。

興味を持たれた方はしっかりと準備して劇場に足を運んでもらいたいです。

ちなみに僕は小説の「加賀恭一郎シリーズ」を読み始めようと思っています。
まだしばらくは加賀さんの活躍を楽しめそうです。

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