【ジャスティスリーグ】お祭り映画を超楽しむ3つの視点【偏好批評】

趣味

初心者アメコミファンもしくはジャスティスリーグに興味津々のみなさんこんにちは!
そんなに詳しくはないんだけど、アメコミの話をするたびに嫁から奇異の目で見られている僕です。

みなさん、先月11/23公開の映画「ジャスティスリーグ」もうご覧になりましたか?
ジャスティスリーグは、バットマンを始めとするDCコミックスのヒーローたちが大集合して地球を救う映画です。
先日の映画の日に、ぷらっと観に行ってきました。
素直な感想を言うと、

とにかく面白かった!

に尽きます。
そんなわけで今日は、ジャスティスリーグのような「ヒーロー大集合映画を楽しむための3つのポイント」について書こうと思います。
この3つのポイントを意識すれば、きっともっとヒーロー大集合映画を楽しめること間違いなしです!

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ヒーローの特徴を知ると面白い

チラシ裏

ヒーローにはそれぞれに特徴がありますので、それらを把握してから見ると映画をより楽しめるはずです。
今回見た映画「ジャスティスリーグ」には6人のヒーローが出てきます。

バットマン

バットマンの特徴は、明晰な頭脳と鍛えられた身体と莫大な資産を持ちながらも、生粋の人間であることです。
なので、身体能力面ではどうしても他のヒーローに劣ってしまうのですが、司令塔としての頭脳や悪を憎む正義感の強さはチームの中でも飛び抜けています。
特殊能力なしで傷だらけになりながら悪党と戦い続ける姿がとにかく熱い!
バットマンはジャスティスリーグの中でも、僕が一番好きなヒーローです。

ちなみに「コウモリ男」と訳しちゃうと急に仮面ライダーの怪人になるから不思議。

ワンダーウーマン

ワンダーウーマンの特徴は、神ゼウスと人の間に産まれた半神であること。
この時点で他のヒーローとものすごい差がついてます。
基本能力が高い上に、装備・使用するアイテムも神クラスの性能

ちなみに今回登場するヒーローの中では紅一点
登場シーンがとにかくカッコイイので、映画のワンダーウーマンも見たくなっちゃいました。

実年齢はおばあちゃんだけど外見も能力も神クラス。

フラッシュ

フラッシュの特徴は、稲妻に打たれて得た超高速移動出来る能力です。
愛すべきポイントは、そんなすごい能力があっても武闘派ではないこと。
ただスピードだけに全ステータスを振った凡人かと思えば、かなり頭脳明晰な正義のオタク大学生

彼のように事故によって特殊能力を得るタイプのヒーローは多いです。
スパイダーマンも蜘蛛に刺されて超人化したオタクだったりします。

今回の映画の中では最年少の設定で、ムードメーカー的なポジションなので、彼の言動や行動にニヤニヤしっぱなしでした。
いいキャラしてましたよー。

アクアマン

アクアマンの特徴は、水陸両棲で水を操ることが出来る能力と超人的な身体能力
魚と話せたり、時速160キロで泳ぐことも出来たりと、完全に人ではありません。

ぶっちゃけ今回の映画で、初めてその存在を知りました。

海底王国アトランティス人の末裔で、海の世界の王様っていう設定らしいんです。
ポセイドンとかネプチューンとか海神ぽい名前をもらってもいいところを、敢えてのアクアマン

水男。

海の男らしい荒くれ者の怪力で大暴れする豪快な姿が水臭くてカッコ良かったです。

サイボーグ

サイボーグの特徴は、人間と機械(オーバーテクノロジー)のハイブリッドであること。
スーツとして分離することが不可能なタイプのアイアンマンです。
空も飛ぶし、腕が変形してレーザー撃てるし、胸が光ってるし、アイアンマンです。

こちらもぶっちゃけ今回の映画で初めてその存在を知りました。

大学でフットボール選手として活躍していたけど、事故で致命傷を追ってしまい、研究者である父親に助けられて身体の大半が機械になってしまうという悲しい設定
こういうダークな設定も、アメコミにはわりと多いです。

弾数制限なしの無限のエネルギーが強みのアイアンマン
実力的にはアイアンマンよりきっと上だと思うんだけど、外見で悩んでるのはアイアンマンへのコンプレックスじゃないかな。

最後の一人

劇場でお確かめください。
仮面ライダーだったりウルトラマンだったりでないことは確かです。

お気に入りのヒーローを中心に見ると面白い

僕はジャスティスリーグの中ではバットマンがズバ抜けて好きです。
特徴のところにも書きましたが、人間であることがその理由だったりします。
ハンサムで金持ちで鍛え上げた身体と明晰な頭脳を持ってる時点でかなりのチートなんですけど、

超能力はないんです。

怪我をすると治療に時間がかかります。
どんな怪我でも一瞬で治してしまうという設定はありません。
劇中でも体中についた痣や傷跡を見せるシーンがあります。
とにかくリアルなんです。

特別な力を与えられたものには、力を正しく使う責任がある。

っていうのはアメコミではよく語られるテーマなんですが、バットマンの力はお金です。
それは特別な力というにはあまりに現実的ではあるんですが、それをヒーロー活動のために使っています。
そして、「出資だけしてあとはよろしく」的なやり方ではなく、自分の手を汚して自分の命をかけて、人々を守って戦う姿に、僕は感動をするんです。

そんなバットマンが、超能力者だらけのヒーローチームでどう戦うのか?

前作の「バットマン vs スーパーマン」が個人的にひどすぎた感もあって、今回のジャスティスリーグにはとにかく期待してたんです。

バットマンがものすごく格好良く描かれてて個人的に大満足でした。

こんな感じで、お気に入りのヒーローの見せ場だけに注目して見るのも、ヒーロー大集合映画を楽しむ1つのポイントだと僕は思っています。

ヒーローが所属してる出版社が分かると面白い

ヒーローが大集合するのには、様々な大人の事情が関係してきます。

まず最初に「クロスオーバー」について説明しますね。
最近は日本でも増えてきている物語構成の手法で、異なる作品の登場人物や設定や世界観を、作品の垣根を超えて合流させるものです。
もともとこれは、アメコミ業界で発達したものなんだそうですよ。

毎年入れ替わる仮面ライダーが、映画で大集合しちゃうのもコレ。
そんなヒーロー大集合=クロスオーバーは、アメコミならではの土壌があったんです。

そしてアメコミのクロスオーバーにはルールが存在します。
作品の垣根は超えられても、出版社の垣根は超えられないんです。

ヒーローたちにはそれぞれ、所属している出版社があります。
アメコミの出版社といえば、「DCコミックス」と「MARVELコミック」です。
芸能人の所属事務所とかプロダクションみたいな感じですね。

それぞれの出版社の看板キャラクター(代表作)といえば、

DCコミックス

  • スーパーマン
  • バットマン
  • ワンダーウーマン
  • フラッシュ
  • グリーン・ランタン
  • スーパーガール

MARVELコミック

  • スパイダーマン
  • キャプテン・アメリカ
  • X-MEN
  • アイアンマン
  • ファンタスティック・フォー
  • マイティソー

今回の「ジャスティスリーグ」は、DCコミックスのヒーローたちが大集合したお祭り映画です。
アメコミヒーローの大集合映画といえば「アベンジャーズ」が有名ですが、こちらはMARVELコミックのヒーローたちが大集合した映画。

アベンジャーズをご覧になった方は思い出してみてください。
アベンジャーズには、スーパーマンやバットマンは出てきませんでしたよね?
両者の間には出版社の壁というものが存在してるんです。
更にMARVELに関しては同じ出版社に所属していても、配給会社や版権の都合で合流出来ない作品もあるんですが、その話はアベンジャーズ最新作の時にでも書きますね。

あと、同じ出版社には似た能力のヒーローは存在しにくく、いても大人の事情で淘汰されることが多いんですが、出版社が違えば似たような能力のヒーローはオッケーなんです。
ワンピースとフェアリーテイルみたいなもんですかね。

そんなあれやこれやのクソめんどくさい大人の事情を諸々クリアして、ようやくヒーローたちは大集合しています。

そういう大人の事情を知って見ると、ヒーロー大集合映画をまた違った目で見られると思います。

まとめ

ジャスティスリーグ

いかがでしたでしょうか?

個人的には映画「ジャスティスリーグ」はとても面白い作品だと思いました。
僕がバットマンが好きなことと、しっかりと見せ場があったことが一番の理由です。

ヒーロー映画が好きではない、好きなヒーローが出ていないとか、好きなヒーローがいない人は、そもそも見ないとは思いますが、そういった人にはおすすめできない映画かもしれませんね。

ですが、DCのヒーローたちが好きな方はもちろん、MARVELのヒーローが好きな方には是非見て欲しい作品だと思います。
ジャスティスリーグにおける、ポスト:アイアンマン・ポスト:キャプテン・ポスト:ソーは誰だとか話すの面白いと思うんですよね。

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