MARVELヒーロー大集合映画の最新作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に興味津々のみなさんこんにちは!
MARVELスタジオの映画の中ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが一番好きな僕です。
「マーベル・シネマティック・ユニバースって何?」についてはこちら。
「マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ1」についてはこちら。
三回目となる今日は「マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ2」について解説したいと思います。
MARVEL初心者の方、アベンジャーズ・MCUについて知りたい方のお役に立てればうれしいです。
MCU:フェイズ2
2013年の「アイアンマン3」から2015年の「アントマン」までの6作品がフェイズ2です。
フェイズ2では、フェイズ1の「アベンジャーズ」の舞台となったニューヨーク決戦以降のヒーロー達の姿を描き、それぞれが正義や理想を追い求めた結果、アベンジャーズ内での主張の違いが明確になっていきます。
構成上フェイズ2は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で締めくくられる内容なんですが、大人の事情でフェイズ3からフェイズ2に含められることになった「アントマン」までがフェイズ2です。
そして、フェイズ2のアベンジャーズは、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」終了時点で大幅なメンバーの入れ替えがあります。
- 「アイアンマン」「ホークアイ」が離脱
- 「ソー」「ハルク」が別行動
- 「ローディ」「スカーレット・ウィッチ」「ヴィジョン」「ファルコン」が加入
そのため、
- キャプテン・アメリカ
- ブラック・ウィドウ
- ローディ
- スカーレット・ウィッチ
- ヴィジョン
- ファルコン
フェイズ2開始時と同じ6名ではありますが、ほぼ別チームに生まれ変わった感じです。
これは、フェイズ3に向けての伏線となっていて、ヒーロー同士が互いの主張の違いから戦うことになる「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」へと繋がっていきます。
あと余談ですが、僕が大好きな「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」もフェイズ2。
チームとしての合流はフェイズ3ですが、設定や世界は同じなんですよ?
そんなわけで、マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ2のそれぞれの作品について解説してみます。
アイアンマン3
MCU七作目はアイアンマンの単独映画三作目の「アイアンマン3」!
多分もうアイアンマンの単独映画はない!
何故って?
この映画の出来がものすごく良かったから!
前作の「アベンジャーズ」での戦いで、アイアンマン:トニー・スタークは身も心もボロッボロになるまで頑張ってたんです。
表面的にはチャラチャラしてたり、嫌われるような発言したり、協調性なかったりするトニー・スタークですが、全部見栄とか虚勢とかだったりします!
仕事ものすごく頑張ってるんだけど、会社辞めたいなって思うことありますよね?
ヒーローにだってヒーロー辞めたいなって思う時あるんですよ!
そんな人間:トニー・スタークの悩みと葛藤がこれでもかってくらい詰め込まれてるのがこの「アイアンマン3」。
ここでの追い詰められ方と吹っ切れ方が、この後の彼の行動に繋がってくる物語なので、フェイズ2の中でも結構重要な作品じゃないかなと思います。
悪口ばっかり言ってるけど僕はトニー・スターク好きだよ!
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
MCU八作目はクリス・ヘムズワースの「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」!
やっとキャストの一番に名前が書かれるようになったクリス・ヘムズワース。
申し訳ないんだけど、
ぶっちゃけどんな話だったかほとんど覚えてないくらい印象薄い。
それというのも、
あっちでもこっちでもヒーローとその恋人の恋愛があんまりうまくいってないっていうのに、いろいろ忙しいにしてもソーはちょっと勝手過ぎるし幸せ過ぎなんじゃない?
とか話の内容と関係ないところでソーのこと色眼鏡で見てたとこだったので余計印象薄い。
今見たら少しは違うのかなと思ったりもするんだけど、あんまり興味なかったりもします。
それというのも、次作の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」と一緒にレンタルして、その話の重さと大きさに全部持っていかれた感。
ええ。
キャプテン・アメリカ信者です。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
MCU九作目は僕の大好きなキャプテン・アメリカの二作目「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」!
正直一作目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」が良すぎた感があって、あまり期待してなかった作品。
舐めててすいませんでした!
キャプテン・アメリカって、第二次世界大戦の時に超人になってナチスの秘密組織「HYDRA」と戦ったのが一作目の話で、その時とある事情で氷漬けになるんです。
そして発見されて蘇生されるのが70年後の現代という設定。
なので、仲良しだった仲間たちは、みーんなもうご高齢だったり亡くなってたりしてます。
中でも一番つらいのが、
恋人がおばあちゃんになっててしかも認知症
…。
ホント浦島太郎は玉手箱があって良かったね!
キャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャースだって超人とはいえ人の子!
悲しくないわけないし寂しくないわけないんだよ!
でも、こんな過酷な状況にあっても、ひたすらみんなのために戦おうとするんだよ!
そんな身も心も孤独なスティーブ・ロジャースと心を通わせて意気投合するのがファルコン。
ファルコンは何があってもキャプテンの側にいてくれるから好き。
現代にも一緒に戦ってくれる親友であり戦友がいてくれてホントに良かったなって泣きました。
そしてタイトルにも入ってる「ウィンター・ソルジャー」が抱えてるものもかなり重くて、この映画の最重要ポイントになっています。
この後のMCUの展開にも大幅に関わってくる都合上ものすごく重要!
あとどうでもいいけど、
ブラック・ウィドウの髪がロング&ストレートになってて別人かと!
超人とはいえ、そら髪も伸びますしストレートパーマあてたりもしますよねー。
しかしまースカーレット・ヨハンソン美しいよねー。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」は断然オススメの作品です!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
MCU十作目は僕がMARVELスタジオの映画で一番好きな「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」!
僕の好きなキャラクターはキャプテン・アメリカ。
僕の好きな作品はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
OK?
キャプテン・アメリカのシリーズはものすごく重厚で深みがあって面白いんです。
それに対して、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、
脳天気に楽しめる!
ってとこが最大の良さ!
「ノリと笑いで銀河を救う」
ってありえないでしょ?
他のMCU作品とまったく毛色が違うので、MCUだと認識してない人も多いんじゃないでしょうか?
基本ノリと笑い中心ですが、最後は涙なしには語れない感動の名シーンもあります!
登場キャラクターたちが結構過酷な生い立ちだったり設定だったり抱えてるんですが、ノリが良すぎて何もかもOKにしちゃってるとこが本当にすごい。
音楽もめちゃくちゃノリが良いので、MCU作品だからとかそういうの関係なく観て欲しい!
ちなみにこの作品、フェイズ2に入ってはいますが、他のMCUフェイズ2作品と物語的な絡みは全然ないばかりか、フェイズ2でのアベンジャーズ合流はありません。
アベンジャーズ最強の敵として「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でいよいよ地球にやってくる「サノス」に関係する人がたくさんいるくらい。
続編の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」もものすごく面白いだけじゃなくて最後泣いちゃうくらいの感動作ですよ!
ちなみに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は邦題で、原題は「Guardians of the Galaxy」。
「the」があるのとないのとどっちでもいいけど、略す時は「GotG」です。
2018.6.26 追記
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの紹介記事を書きました。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
MCU十一作目にしてアベンジャーズ二作目の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
ハッキリ言います。
期待はずれでした!
前作「アベンジャーズ」では、「日本よ、これが映画だ。」なんてキャッチコピーで実際見たら面白かったわけですが、今作「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」では、
「愛を知るー 全人類に捧ぐ。」
て風呂敷広げ過ぎだよ!
実際こういうどうしようもない話がないと、その次の話に繋がらないっていう
ザ・大人の事情
っていうのは分かります。
でもね。
世界を滅ぼすのは ー アイアンマン
ちょっと!
この煽り文句はどうかと!
いくらトニー・スタークの悪口しか言ってない僕でも擁護にまわるよ!
まぁ実際、
トニー・スタークが天才でなきゃ世界滅亡の危機にならなかったわけですがね!
天才も大変なんです。
ホントよく頑張ったよトニー・スターク。
あ。
この作品の好きなところ!
キャプテン・アメリカがめっちゃ活躍するところ!
ようやくキャプテンが認められ始めた感あります。
そこだけは評価。
アントマン
MCU十二作目大人の事情でフェイズ3からフェイズ2に移動させられた「アントマン」!
なんと主人公のスコット・ラングはムショ帰りの元泥棒という設定。
受刑者差別で働き口に困り、昔のワル仲間と入った屋敷でアントマンのスーツを手に入れたことで、ヒーローとして活動することになります。
予告がめっちゃくちゃ面白かったのですごく楽しみにしてたんですが、
気付いたら劇場公開終わってました。
これは僕の済んでいる地域のせいかもですが、MCUの映画はあっという間に公開終了になってるものが多い気がします。
そんなわけでレンタルで観る事になりましたが、
なかなかどうして熱い物語!
前科者になっちゃったおかげで奥さんと離婚して、愛する娘にも会えなくなってしまった男が「娘の望むヒーロー」になることで自分の居場所を取り戻していく物語!
お!初めてまともな作品紹介してる気がする!
内容はシリアスな部分もそれなりにありますが、コメディ要素が多めなので「ありきたりなヒーロー映画に飽きてきた」という方にオススメです。
ハネアリに乗って移動するヒーローなんて見たことないよ!
次作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のヒーローチーム激突シーンがド派手に面白くなったのはアントマンのおかげなことは間違いないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ2は、
各ヒーローの個性が色濃く表現され、ヒーロー=超人の存在を人々が脅威として感じ始めるまでの物語
です。
フェイズ2の物語はMCUの発展期であり、各ヒーローについてより掘り下げて描いた作品で構成されていますので、ある程度キャラクターへの思い入れがあった方がよりMCUを楽しめます。
そういうの関係なく純粋に娯楽作品を楽しみたい方には、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがオススメ。
アベンジャーズへの合流はフェイズ3ですが、見ておいて絶対に損はないワクワク感がありますよ!
さて次回はいよいよアベンジャーズの分裂と新しいメンバーの加入、そして最強の敵「サノス」との戦いへと移っていく「フェイズ3」について解説します。
相変わらずヲタク度MAXでいきますよ!